訪問診療とは
- 訪問診療とは、医師がご自宅などに計画的・定期的に訪問して行う医療のことを言います。
ご本人・ご家族と相談しながら、診療計画・訪問スケジュールを考え月2日以上訪問し診察を行います。
検査・療養上の相談なども受け付けております。 
当院の訪問診療
患者さま、おひとりおひとりの状態に合わせ、ていねいに診療を行います初診時に必要なもの
ご家族が用意するもの一覧
訪問診療をスムーズに開始するために、以下のものをご準備ください。
各種医療保険証
健康保険が適用される治療を受ける方は、健康保険証を必ずお持ち下さい。尚、当日やむを得ない理由で保険証をお持ちになれない場合は、一旦自費にて診察代をお預かりさせて頂き、同月内に保険証をご用意頂いた時点で自己負担分を除いた額をお返し致します。
- 国民健康保険証
- 後期高齢者医療被保険者証
- 介護保険被保険者証
- 障害者医療証
- 特定医療費(指定難病)受給者証
銀行口座情報
診療費の引き落としに必要です。通帳またはキャッシュカードをご用意ください。
診療情報提供書(紹介状)
他の医療機関からの紹介状をお持ちの方は、受付でご提示下さい。
画像データ
CTやMRIなどの画像CD-Rがあればご用意ください。
お薬手帳
薬の飲み合わせや体質に合うかどうかの参考にさせて頂きます。
限度額適用認定証
医療費の自己負担額を抑えるために必要となる場合があります。
公費受給者証
公費を利用して受診される場合は、受給資格を証明する受給者証(老人医療受給者証、特定医療費受給者証や医療券など)を受付で必ずご提示下さい。
ご利用開始までの流れ
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- STEP 1ご相談
- 病院の相談員さまやケアマネージャーさまを通してのご相談、またはご家族から直接ご相談ください。
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- STEP 2ご相談
- 当院の相談員が症状やご状況、お困りごとを簡単に聞かせていただきます。 訪問診療にかかる料金など何でもご相談下さい。
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- STEP 3初日訪問
- 医師と看護師が訪問させていただきます。 診療計画・訪問スケジュールなどご病状に合わせてご相談させていただきます。
対象となる患者様
さまざまな理由で通院困難な方が対象になります。
- 外出が困難な方
- 通院が難しく、医療処置が必要な方
- 病院から退院後でケアが必要な方
- 終末期において、自宅で緩和治療を望む方(看取り)
- 晩年を自宅で過ごしたい方
ご家族の方へ
認知症や精神疾患で病識がなく、本人が病院に行きたくないという場合も、ご相談ください。
「最期は自宅で」という希望を、経験豊富な医療ケアチームでサポートいたします。
- お看取りに関しての説明(終末期の同意書)を医師からご家族様へ行います。
- ご家族様より終末期同意書に同意を得られた時点で、当クリニックにてお看取り体制を整えます。
- ※終末期同意書については、同意書作成後もご家族様の意向により変更が可能です。
- ※死亡診断書については、その時の24時間対応を行っている担当医師にて作成を行います。
訪問対象エリア
杉並区・世田谷区・中野区・練馬区・武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市など

診療内容医療保険適応
- 血液・尿検査、心電図検査、超音波検査
- 血糖測定、酸素飽和度測定、認知症検査
- 各種薬剤の点滴、注射、整形外科の注射治療
- 経管栄養(胃ろう・胃管)の管理、交換
- 人工呼吸器の管理
- 気管切開後の気管カニューレ管理
- 酸素療法の管理(在宅酸素療法)
- 褥瘡(床ずれ)の処置、創傷処置
- 尿カテーテルの管理・処置、導尿
- 人工肛門の管理
- がんなどの緩和ケア(痛みの治療)、ポンプ管理、ターミナルケア
- 看取り対応
- 脳卒中(脳梗塞・くも膜下出血・脳出血)、脳腫瘍等の継続的加療
- 認知症(アルツハイマー型など)、パーキンソン病などの神経難病の加療
- 高血圧、糖尿病などの慢性疾患に対する継続的加療
- 胸水穿刺、腹水穿刺
- 胃瘻交換(バルーン形状型)
- 輸血MAP(赤血球保存液)
※個別の事例に関してもご相談ください。
訪問診療の料金について
| 在宅 | 詳細 | 点数 | 回数 |
|---|---|---|---|
| 月2回の診療 | 在宅患者訪問診療料(診察代) | 888 | ×月/2回 |
| 在宅時医学総合管理料 | 4,500〜 | ×月/1回 | |
| その他加算 | 150〜 | ×月/1回 | |
| 月2回別に定める状態の患者 | 在宅患者訪問診療料(診察代) | 888 | ×月/2回 |
| 在宅時医学総合管理料(難病等) | 5,500〜 | ×月/1回 | |
| 在宅酸素療法指導管理料(加算も含む) ※在宅酸素使用している場合 |
8,000 | ×月/1回 | |
別に定める状態
1. 以下の疾患等に罹患している状態
- 末期の悪性腫瘍
- スモン
- 難病の患者に対する医療等に関する法律に規定する指定難病
- 後天性免疫不全症候群
- 脊髄損傷
- 真皮を超える褥瘡 など
2. 以下の処置等を実施している状態
- 人工呼吸器の使用
- 在宅酸素の使用
- 気管切開の管理
- 気管カニューレの使用
- ドレーンチューブまたは留置カテーテルの使用
- 人工肛門・人工膀胱の管理
- 在宅自己腹膜灌流の実施
- 在宅中心静脈栄養法の実施
- 在宅自己導尿の実施
- 植え込み型脳・脊髄電気刺激装置による疼痛管理
- 携帯型精密輸液ポンプによるプロスタグランジンI2製剤の投与 など
料金例(自己負担1割の場合)
| 後期高齢者(1割負担) 月2回診療 |
1ヶ月 6,500円〜 |
|---|---|
| 例)在宅酸素使用 月2回別に定める状態の患者 |
1ヶ月 15,000円〜 |
※検査ある場合は別途加算になることがあります
※負担割合が3割の方は、この3倍が目安となります。
- 限度額認定証をお持ちの方はご提示ください。
- 定期的に訪問させていただく他、急な往診依頼には別途往診料がかかります。
- 院外処方となりますので、薬局での支払いは別途必要です。
- 介護保険利用者の方は、居宅療養管理指導料(月2回で600円※介護保険1割の方)が必要となります。
※定期診療、8時~18時までの往診は500円の交通費や自費、別途発生する場合があります。
※18時~8時までの往診は2100円の交通費がかかります。
03-5941-6285からお電話でも受付中(診療時間内)
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